◆愛読者からの感想

絵本を開いて 色を楽しむというだけでもセラピーのように感じる本でしたが、お話を読むと、これが物語ではなく、実話だということをすごく感じました。
絵本というものからも、子供達には、まぼろしや嘘でなく本当のこと、
真理をもっともっと知ってほしいなと思いました。

春が来て青虫がかいこになり、蝶になる。この一連の流れが、とても想像力豊かに描かれていると思った。青虫が蝶になるということについて、いままでなにも思わなかったが、そうなるためには春がくること、食べ物があること、

いのち がけで変わることが必要であるということから、「いのち」の存在を強く感じた。

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“命の誕生”がとても真っすぐに描かれていて、絵もとてもフワフワしていて、引きつけられるものがありました。絵の感じは大人向きだと思いましたが、内容は小さな子どもにも伝わると思います。むしろ、小さい子どもに読み聞かせてあげたくなります。小さい子に“命の説明”ができる絵本だと思いました。

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ページをくるごとに豊かなイメージを持つ絵がとびこんできます。
やりとげたいという想い、大事ですね!
ちょうちょになった彼が飛びながら歌ったうた、聞こえてくるようです。
ラストページ、愛が満ちていますね。
太陽の光の下で、足を大地に読みたい本です。
 27ページの絵も好きです。
「自分をおおっていたものから解き放たれ、体がとても軽くなったのを感じました。

子守歌みたいにも思いました。やさしく静かで・・・。
 
はばたいていけることの喜び、私は特に子どもたちにこの喜び、「嬉しくて、嬉しくて、飛びながら歌いました。」を味わってほしいと願います。そのためには、大人が幸せ、平和でなくてはと思います。傷ついた人がこの本を手に取ったら、きっと安らかになれると思います。ありがとうございました。この本に出会えてよかったです。

いのちの誕生から、まさに自分の足で自立していく苦しい思春期を乗り越える過程が描かれているように感じました。いのちの大切さ、子どもたちにも考えてもらいたいです。

 


 あおむしがちょうちょになる前に一度溶けてしまうことを初めて知りました。もし、衣をきつくきちんと作っていなければ、溶けたあおむしはそのまま消えてしまうんだと、少し怖くもなりました。

 

生まれかわるために、次のステップのために強い勇気がいるんだなぁと。
やさしい言葉、やさしい絵の中なのに強い心、みたいなものも感じました。そして、一人ではそれをやりとげられないこと、誰かの支えがあって生きていることも・・・。

 

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「春の野原の匂いがします。そよかぜの音、せせらぎの音、はっぱのゆれる音、さえずり、絵の中から色々な音が耳に響いてきます。安らかな気持ちになります。どの絵も静かに心にしみこんでくるのです。
特に17ページの絵が好きです。「今の姿を変える方法はありますが、それはとてもつらくて、危険をともなうことです。そして長い時間と勇気が必要です。」という言葉はきびしいものだけれど、絵のなかの大地の母さんの顔は慈しみに満ちていて、やさしくて、とてもいいです。
一人でいる時の過ごし方も考えます。つらくて、「こんなことしててほんとうにいいんだろうか?」と思っても、前に進みたいと思う気持ちを持ち続けていれば、夢にちかづく、夢はかなう、そんなことも思いました。

 

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